小泉佳穂「死ぬほどしんどい」 見据えるアジアの舞台…5連敗に募らせた悔しさ「初心に立ち返って」

東京V戦にフル出場した小泉佳穂【写真:徳原隆元】
東京V戦にフル出場した小泉佳穂【写真:徳原隆元】

小泉佳穂が出場停止明けの一戦にフル出場

 柏レイソルは5月3日に行われたJ1百年構想リーグ第14節、アウェーで東京ヴェルディと対戦して0-1で敗れた。昨季のJ1リーグで2位と躍進した柏だが、百年構想リーグでは苦戦が続いており、3連勝の後の5連敗となった。

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 ボール保持率では東京Vを圧倒し、後半にはMF山之内佑成やFW細谷真大に決定機もあったが決めきれず。試合終了間際、MF新井悠太にワンチャンスを決められ、0-1で敗れた。

 シャドーでフル出場したMF小泉佳穂は「負けたことは、本当に死ぬほどしんどい」と唇を噛み、「勝てていたら、自分たちのクラブの規模も含め、今の戦力で、どこまでリーグ優勝を狙えるか。その初心に立ち返って、スタイルみたいなものを再確認できた試合だったので、余計に悔しいです」と、悔しさを滲ませた。

 柏のリカルド・ロドリゲス監督は、試合後の会見で「今日は久保藤次郎を左で試しましたし、若い島野怜をスタメンで起用し、彼の才能、可能性を試すこともしました。もちろん勝利を目指してすべての試合に向かいますが、同時に目の前の1試合だけではなく、将来に向けてのチャレンジ、そして試すことも続けていることも考慮しなければいけない。前半に若干の連携のスムーズさ、背後への飛び出しが足りない点は改善点としてありますが、点が決まらない部分は我々の決定力不足」と語り、来季の参戦が決まったAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)に向けたテストも始めていることを明かした。

 中心選手としてプレーする小泉は、来季のACLEに向けて「スカッド的な意味で、どうしても連戦になるからいろんな選手が出たとしても、全く同じとは言わないけれど、同じようなクオリティ、チームの姿を維持しなきゃいけないと思う」と、リカルド監督が話した「ACLEに向けた準備の必要性」に同意するとともに、Jリーグで勝っていくためにも共通しそうなチームの課題を挙げた。

「ACLEは、より外国人の個が強い選手が多い大会だと思う。そういう意味でもゲームをコントロールして、オープンな展開にしないことは、チームの方針としても大事だと思う。打ち合いにのっかって決めきれるとか、決めるまでのパスを届けるクオリティが、現実として足りていない。それは一朝一夕ではどうにもならない。こういう戦い方をして、一個一個、勝率を高めるやり方をしないといけない。周りからどう言われるかはわからないけれど、結果だけを見て戦術を語るのは意味がないので、プロセスから取り組んでいきたい」

 悔しい思いを重ねている百年構想リーグだが、小泉は前を向く。最大で61試合を戦うことになる来シーズンへつなげていくことを誓った。

(河合 拓 / Taku Kawai)



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