欧州で前代未聞のレフェリー批判 試合後の”挑発的投稿”に現地注目「決して見過ごされるものではない」

ベンフィカで判定を巡る騒動が勃発した【写真:ロイター/アフロ】
ベンフィカで判定を巡る騒動が勃発した【写真:ロイター/アフロ】

ベンフィカはリーグ戦でファマリカンと引き分けた

 ポルトガル1部ベンフィカは現地時間5月2日、ファマリカンと対戦し2-2のドローに終わった。勝ち点1にとどまった結果以上に、試合後のクラブの行動が世界中で大きな波紋を広げている。現地メディア「sic noticias」は、判定への不満を爆発させた名門が審判団に対して皮肉を込めた前代未聞の「賞」を贈った様子を詳細に報じている。

【PR】ABEMA de DAZN、2/6開幕『明治安田Jリーグ百年構想リーグ』全試合生配信!毎節厳選6試合は無料!

 試合は終始、判定を巡る騒動が相次ぐ異様な雰囲気に包まれた。ベンフィカ側は判定の妥当性に強い不信感を抱いており、試合直後に公式SNSで驚きの投稿を行った。クラブは「ファマリカンとの引き分け後、主審のグスタボ・コレイアとその審判団にマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)の賞を贈るという挑発的な投稿をSNS上で行った」と伝えている。公式な個人賞を無視して審判を公然と皮肉る異例の事態となった。

 この行動は、放送局がアンドレアス・シェルデルップを公式のMOMに選出した直後に行われたものだった。あえてそのタイミングで審判を「MOM」に指名した点に、クラブ側の強い抗議の意が込められている。現地では「試合における騒動は、決して見過ごされるものではなかった」と綴っており、単なる試合結果以上の衝撃がポルトガル国内のサッカー界に走っている。

 クラブのトップを務めるルイ・コスタ会長も、公式の場で審判団への怒りをあらわにした。コスタ会長は「審判のパフォーマンスを厳しく批判しており、特にファマリカンの先制点につながった誤審と思われるコーナーキックの場面に言及した」と指摘している。本来は相手ボールではないはずのプレーから失点したとして、試合を左右した判定のミスを真っ向から糾弾している。

 他にも、ペナルティーエリア内で相手の手に当たったシーンで、PKが与えられなかったプレーや、主将のニコラス・オタメンディが後半に受けた一発退場の判定が騒動に拍車をかけた。コスタ会長は「ペナルティの可能性があった場面で笛が鳴らなかったことに疑問を呈した」と報じ、この守備の要に対する退場処分についても「不当なものであるとして批判を惜しまなかった」と言及している。審判団への不信感は頂点に達しており、今後のリーグ運営にも影響を及ぼしそうな事態となっている。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング