魂の顔面ブロック「当たった感が強い」 好セーブ3連発…195センチ逸材の“プロ初”「気持ちいい」

圧倒的なパフォーマンスでクリーンシート達成の荒木琉偉
ガンバ大阪の18歳GK荒木琉偉がスーパーセーブ3連発で5-0の快勝に導いた。百年構想リーグ第14節ヴィッセル神戸戦でプロ初のクリーンシートを達成。4試合連続先発の若き守護神は序盤に1本、前半終了間際に2連続ストップ、後半には魂の顔面ブロックと窮地を救うセーブを見せた。
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これぞ新守護神。身長195センチの18歳がゴールに立ちはだかった。前半7分、フリーで打たれたMF郷家友太のシュートをセーブすると、同43分にはペナルティーエリア内で放たれたFW小松蓮のシュートを左足1本で止めた。さらにこぼれ球を詰められるも、今度は右肩で止めて2連続セーブ。ゴールを割らせない気迫がピッチに伝わった。
まだ止まらない。後半23分、ペナルティーエリア内でFW武藤嘉紀の至近距離シュートを顔面ブロック。魂のスーパーセーブ3連発でクリーンシートを達成した。
「顔面に当たったりとかは結構『当たった感』が強かったですけどね。(武藤に)いいトラップで止められてあそこは防ぐことしかできなかったので、止められて良かった。早い時間のセーブは0-0だったので、失点せずに防げたのは良かった」
4試合連続で先発のゴールマウスに立つ18歳。G大阪アカデミー出身で高校2年生でプロ契約を締結した。今年4月22日のアビスパ福岡戦で公式戦初出場。プロ初無失点に抑え「やっぱり勝つと気持ちいい」としつつも、「そんなに派手なセーブはなかった。まだまだハイボールとか改善できる部分はいっぱいあった。切り替えてやっていきたい」と謙虚に次ぐ意を見据えた。
各年代別代表に選出され、昨年のU-20ワールドカップに飛び級で出場。今年1月のU-23アジアカップでは最優秀GK賞を受賞した。同大会準々決勝のヨルダン戦や、百年構想リーグの長崎戦、京都戦でPKストップを披露。安定したセービングを見せていた荒木がゴールラッシュの一戦でも存在感を発揮した。
G大阪には5月12日に40歳を迎える大ベテランの元日本代表GK東口順昭、昨季リーグ37試合に出場したGK一森純らGK陣が豊富。そのなかで急成長を遂げる18歳について、イェンス・ヴィッシング監督は「いいタレント。自信もたっぷり持っているし、あの若さでいい質を見せながら常に準備している。今日の試合でもディフェンスラインとのつながりもしっかり保てていた」と絶賛した。FW宇佐美貴史も「未来しかなくていいんじゃないですか! 羨ましい」とアカデミーの後輩を称えた。
G大阪は5月16日にACL2決勝でポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド擁するアル・ナスルと対戦する。大舞台が待つチームにとって、18歳の大躍進は頼もしい限り。アジア制覇へ向けて、力強いピースが加わった。




















