C・ロナウド、急転レアル残留の唯一の条件 前代未聞の脱税額クラブ肩代わりを希望か

電撃移籍の可能性が高まるなか、「慰留の唯一の願いは…」と英紙報じる

 レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、地元マドリード検察から1470万ユーロ(約18億円)の脱税容疑で起訴されたことに端を発し、レアルからの即時移籍を決断したなか、ポルトガル代表の同僚に「移籍を決断した。撤回はしない」と断言したと報じられている。スーパースター衝撃流出の可能性が浮上する一方、ロナウドはレアルへの急転残留の条件が一つ存在するという。英紙「デイリー・ミラー」が報じている。

 レアルの王様の電撃移籍の可能性は刻一刻と増している。レアル寄りの論調で知られるスペイン紙「マルカ」は、ポルトガル代表の一員としてコンフェデレーションズカップの準備を進めるロナウドが同僚に告白した決意の言葉を伝えている。

「僕はレアル・マドリードから移籍する」「もう決心したんだ」「撤回はしない」

 不退転の決意を固めた様子のロナウドだが、残留の条件が一つ存在するという。

「レアル・マドリードのクリスティアーノ・ロナウド慰留の唯一の願いは、レアルが1300万ポンドの税金を支払うこと。そして、スペイン当局から脱税で有罪とされた全ての罰金を支払うことだ」

 記事ではこう報じられている。ロナウドはクラブに脱税額の肩代わりを希望しているという。ロナウドは今回のスキャンダル発覚時に、レアルからのサポートが少ないと不満を持っていたことが伝えられている。

 ロナウドのマネジメント会社も一貫して無実を主張しているが、クラブが選手の脱税額を支払うという前代未聞の事態は起こるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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