C・ロナウド退団希望は「事実」とスペイン紙も報道 レアルが必死の慰留工作

18億円の巨額脱税容疑でスペインでの生活に幻滅 会長とGMに退団意思を伝える

 レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、マドリード検察から1470万ユーロ(約18億円)という巨額の脱税容疑で起訴されている。それを受けてロナウドは、スペインでの生活に幻滅し、レアルに即時退団を求める衝撃の事態に発展。フロレンティーノ・ペレス会長が、スーパースターの慰留工作に出ていると、スペイン紙「マルカ」が報じている。

 ロナウドはクラブとの契約以外にもナイキ、ジョルジオ・アルマーニ、タグ・ホイヤーなどとスポンサー契約を結び、アンダーウェアやスポーツウェア、ホテルなども経営するなどサイドビジネスにも積極的に取り組んでいる。「マルカ」紙では、そのなかで2011年から14年の間に総計1470万ユーロもの巨額の脱税疑惑がかけられている。

 ポルトガル紙「ア・ボラ」は、ロナウドが脱税疑惑に激怒し、即時退団を希望していると報じたが、「マルカ」紙も「この話題は事実だと認める」と同調。ロナウドの決意は固く、ペレス会長とホセ・アンヘル・サンチェスGMにすでに退団の意思を伝えたという。

 スペインではバルセロナFWリオネル・メッシ、FWネイマールらスーパースターが巨額の脱税疑惑で税務当局の標的にされているが、「ロナウドは自発的に税金申告に関する過ちの可能性を解決しようとしているなか、不公平で過度な方法で(脱税の)例として利用されたと認識している」と主張しているという。

 

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