エトーが上海申花に電撃移籍の可能性が浮上 ケーヒルとのコンビが実現か

 

練習に姿を現さず、ミハイロビッチ監督が激怒「私に何の釈明もしていない」

 

 サンプドリアに移籍したばかりのカメルーン代表FWサミュエル・エトーがオーストラリア代表FWティム・ケーヒルの入団が決まった中国1部の上海申花に電撃移籍する可能性が急浮上した。英地元紙「デイリー・ミラー」が報じている。

 エバートンからサンプドリアに移籍してわずか2週間足らずで、かつてのスーパースターがジェノバを去る可能性が高まっている。サンプドリアは1日のトリノ戦で1-5と大敗。翌2日に休暇の予定が急遽2部練習に変更となったが、エトーはその日の午後練習に姿を現さず、シニシャ・ミハイロビッチ監督が激怒する事態となっていた。

 指揮官は「確かなことは選手は私に何の釈明もしていないこと。これは私とクラブに対する深刻な敬意の欠如だととらえている」と批判。現在リーグ5位につけるサンプドリアにおいて立場が危うくなっているエトーだが、米MLSニューヨーク・コスモスと上海申花が獲得に乗り出しているという。

 上海申花は日本代表戦で通算8試合5得点と圧倒的な実力を示してきたケーヒルの加入が決まり、コルドバと契約解除となったFWハーフナー・マイクの獲得に乗り出している。かつて所属した元フランス代表FWニコラ・アネルカと元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバが給料未払い問題などで退団した経緯があったが、エトーも加入となれば、前線はアジア最強クラスの陣容になるに違いない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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