「ローマはスーパーマーケットじゃない」 敏腕SDが選手の安売りを断固拒否

モンチSDがサラー獲得を狙うリバプールを牽制 「選手の価格を決めるのはローマだ」

 敏腕で知られるローマのモンチSDは、リバプールが獲得に動くエジプト代表FWモハメド・サラーの取引を巡って、「選手の価格を決めるのは買い手ではなく、我々だ」と強気の姿勢を示している。さらに「ローマはスーパーマーケットじゃない」と、選手の安売りはしないと強調した。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 快足ウインガーのサラーは2015年にフィオレンティーナから加入して以降、チームの主力に定着している。13年に加入し、2シーズン(14-15シーズンは開幕後にフィオレンティーナに期限付き移籍)籍を置いたチェルシーでは十分な出番が与えられなかったが、今夏にはリバプールがオファーを出し、プレミアリーグ復帰の可能性が浮上していた。

 すでに合意済みしたとの報道も出ていたが、ローマは2800万ポンド(約39億円)というリバプールからの打診を拒否。セビージャからやって来たモンチSDは、「サラーにはイングランドからオファーがあった」と認めた上で、「価格を決めるのはローマで、買い手ではない」と提示された条件での放出を頑なに拒んでいる。

 

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