吉田を重用したピュエル監督が1年で解任 後任選びにサウサンプトン「自信がある」

今季リーグ8位、リーグ杯準優勝に導くもクラブ首脳陣は監督交代を決断

 日本代表DF吉田麻也の所属するサウサンプトンは14日、クロード・ピュエル監督の解任を発表した。チームをプレミアリーグ8位、リーグカップでは決勝まで導いたが、わずか1年でクラブを去ることになった。

 ピュエル監督は昨季までニースを4年間率いた実績を買われ、ロナルド・クーマン監督(現エバートン)の後任として招聘された。リーグでは12勝10分16敗の勝点46で8位のトープハーフ入り。リーグカップでは準優勝とタイトルにあと一歩に迫ったが、首脳陣を納得させるような結果を残すことはできなかったようだ。

 注目の後任について、英メディアではドルトムントを解任されたトーマス・トゥヘル氏招聘の可能性が取り沙汰されていたが、クラブ公式サイトによれば新監督選考は現在「進行中」とのこと。「我々はクラブの長期的ビジョンに合った適任者の選出に自信を持っている」との声明が発表されている。

 日本代表DF吉田の立場にも、大なり小なり変化が訪れそうだ。今季はシーズン途中からレギュラーの座を獲得。ピュエル監督から絶大な信頼を受け、「マヤはサウサンプトンの将来となるだろう」との賛辞を受けていた。新指揮官の下でも、レギュラーの座を射止めることができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング