韓国、W杯出場に黄色信号 番狂わせの黒星にFIFAも衝撃 「痛恨の敗戦」

米メディアも「衝撃的な敗戦」と報じる

 このアップセットを受けて、FIFA公式サイトは「カタールは最後まで自らの仕事をしきることで、ドーハの地で韓国を倒すというホームでの大きな勝利を挙げた。韓国にとっては3位につけるウズベキスタンとの差を広げることに失敗し、痛恨の敗戦となった」と、ウズベキスタンを突き放せず、W杯出場に黄色信号が灯ったことを指摘している。

 また、米スポーツ専門テレビ局「ESPN」でも「カタールは韓国に衝撃的な敗戦を与えた」と報じられ、「カタールはW杯予選突破の可能性をわずかに残した」と、グループ5位のカタールにとっても希望を残す勝利になったと記している。

 プレーオフに回る3位ウズベキスタンと勝ち点1差、出場圏外の4位シリアと勝ち点4差で、残り2試合の結果次第では9大会連続W杯出場を逃す結末もあり得る。

 

 韓国の残り2試合はホームのイラン戦(8月31日)、そして最終戦はアウェーのウズベキスタン戦(9月5日)となる。すでにW杯出場権を得たとはいえ今予選で唯一無敗を誇るイラン、そして勝った方が2位を確定する可能性を秘めるウズベキスタンとの直接対決は、非常にタフなものとなりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング