イングランドの若きエース候補がモイーズ監督のラブコールを拒否 その理由は?

今夏にリバプール移籍を希望

 バーンリーのU-21イングランド代表ダニー・イングス自身がレアル・ソシエダの打診を拒否していたことが分かった。英地元紙「デイリー・ミラー」が報じている。

 今季、昇格組のバーンリーが17位と苦戦を強いられている中で7得点を決め、チームを牽引しているイングスに対し、ソシエダのモイーズ監督が今冬の獲得を熱望。一時は複数メディアが、仮契約に至ったとも報じていた。

 しかし、若きイングランド人ストライカーはソシエダへの移籍を拒否。その理由として、今夏にリバプールへの移籍を強く望んでいることが挙げられている。リバプールもイングスに400万ポンド(約7億円)を支払い、今季いっぱいバーンリーにレンタルという形で留まらせる目論みでいたが、プレミアリーグの規定に反するため、このタイミングでの契約を見送ったとされている。

 ただ、イングスはそれでもアンフィールドの一員となることを熱望し、今夏の移籍を見据えて、バーンリー残留を決断した模様。モイーズ監督はチーム得点王のメキシコ代表FWカルロス・ベラが故障離脱を余儀なくされ、前線の補強に動いたが、イングスへのラブコールはついに叶わなかった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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