本田の去就に影響も!? CSKA時代の恩師が英2部ハルの新監督に就任

ハルがロシア人監督スルツキ氏の就任発表 今冬の移籍市場最終日には本田にオファー

 CSKAモスクワ時代に日本代表FW本田圭佑を指導したロシア人指揮官、レオニード・スルツキ氏が英2部ハル・シティの新監督に決まった。クラブ公式サイトで発表された。

 スルツキ監督はCSKAモスクワで7シーズンに渡る長期政権を築いた。2009年10月に就任すると、直後の冬の移籍市場では日本代表FW本田圭佑が加入。ミランに移籍するまでの4年間指導した。本田がUEFAチャンピオンズリーグでドイツ王者バイエルン・ミュンヘンからゴールを奪った際も、スルツキ氏は監督として喜びを爆発させた。2015年8月からロシア代表監督も兼任し、16年欧州選手権出場に導いた名将はイングランドで再スタートを切る。

 ハルは今季プレミアリーグで20チーム中18位に終わり、来季はチャンピオンシップ(英2部)への降格が決まっている。スルツキ監督にとって46歳にして初の国外挑戦となるが、重圧も大きなものになると予想される。指揮官は公式サイトを通じ、「クラブをプレミアリーグへ導くためのチャレンジがとても楽しみ」と、1年でのプレミア復帰に並々ならぬ意欲を見せている。

 また、ハルと言えば今冬の移籍市場最終日に本田へオファーを送ったと伊メディアで報じられていた。ミランとの契約満了を迎えた本田は今季限りでの退団を明言し、次なる移籍先に大きな注目が集まる。恩師の監督就任が、去就に影響を及ぼすことはあるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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