まさかの5戦4敗も「下を向く必要はない」 ”2年目の難しさ”否定…指揮官が認めた「決定力の差」

柏レイソルのリカルド・ロドリゲス監督【写真:徳原隆元】
柏レイソルのリカルド・ロドリゲス監督【写真:徳原隆元】

リカルド監督が千葉戦を振り返った

 柏レイソルは3月7日、J1百年構想リーグ第5節でジェフユナイテッド市原・千葉と対戦し、1−2で敗れた。前節はFC東京を相手に2−0で今季初勝利を挙げた柏だったが、この試合は90分を通してほぼ相手を圧倒しながらも、わずか2度のチャンスでゴールを許し、17年ぶりにJ1で実現した千葉ダービーで黒星を喫した。

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 一昨シーズンは残留争いに巻き込まれていた柏だったが、リカルド・ロドリゲス監督就任1年目の昨季は、攻撃的なサッカーで最終節までJ1優勝争いを演じた。しかし今季は内容の良い試合を見せながらも、決定力を欠き、勝ち点を積み上げることができていない。

 試合後、リカルド・ロドリゲス監督は、試合内容について「前半、後半と試合を支配し、目指す攻撃的なサッカーを表現できていた」と評価。一方で、前半に作った複数の決定機を生かせなかったことが敗因の一つになったと振り返った。後半に千葉の最初の決定機で失点したことで試合は難しくなったが、0-2となった後もチームは最後まで攻撃的にプレーし、多くの決定機を作ったと語った。結果的には「決定力の差」で勝ち点3を逃した試合だったと分析した。

 新監督の就任で躍進したチームが翌シーズンに苦しむケースでは、相手の対策やチーム内の慢心が要因になることもある。しかし、柏は今季も試合を支配し、決定機を作るスタイルを維持している。新たなポジションに挑戦する選手も含め、チーム全体が意欲的にプレーしているように見える。

 2年目の難しさについて問われた指揮官は、チームに気の緩みは一切ないと強調。対戦相手に分析されている可能性には触れつつも、開幕から試合を支配し決定機を作り続けているとして、「2年目の難しさはまったく感じていない」と強く否定した。

 試合後には選手とサポーターを力強く鼓舞。「サッカーはゴール数を競うスポーツ。今日は決定力の差で負けたが、チームのパフォーマンスは決して悪くなかった」と評価し、「下を向く必要はない。目指すサッカーを続けることが重要」と前向きなメッセージを送った。

(河合 拓 / Taku Kawai)



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