技ありの逆足弾「相当難易度は高い」 代表OB喝采…28歳欧州日本人は「ロマンがある」

ベルギー1部シント=トロイデンVVは現地時間2月21日、リーグ第26節でデンデルと対戦し、4-1で快勝した。逆転ゴールを決めた28歳のMF伊藤涼太郎について元日本代表DF太田宏介氏が絶賛している。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部)

シント=トロイデンの伊藤涼太郎【写真:PsnewZ/アフロ】
シント=トロイデンの伊藤涼太郎【写真:PsnewZ/アフロ】

【専門家の目|太田宏介】伊藤涼太郎が逆足弾で7ゴール目

 ベルギー1部シント=トロイデンVVは現地時間2月21日、リーグ第26節でデンデルと対戦し、4-1で快勝した。逆転ゴールを決めた28歳のMF伊藤涼太郎について元日本代表DF太田宏介氏が絶賛している。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部)

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 先制を許す展開も、同点に追い付いて迎えた前半34分にシント=トロイデンはペナルティーエリア手前でフリーキックを獲得。伊藤とMF山本理仁が並んで構えたなか、山本が直接狙ったシュートは壁に当たって跳ね返った。しかしこぼれ球に反応した伊藤が左足でダイレクトシュートを放つと、低く抑えた一撃がゴール右に突き刺さった。

「逆足であれだけ相手がいるなかであのコースに流し込める、ここも感覚の部分だと思いますけど、相当難易度の高いシュートだと思う。ああいうシュートがゴールにつながるってのは、今シーズンの伊藤選手だけじゃなくてチームとしての調子の良さが伺える」

 現在28歳の伊藤はアルビレックスから2023年夏にシント=トロイデンへ加入。1年目は27試合4ゴール、昨季は28試合2ゴールをマークしていた。そして今季は優勝争いを繰り広げるチームを攻撃で牽引し、27試合7ゴールとキャリアハイの数字を残している。

「山本選手もそうですけど、今年の夏はの選択肢が広がる活躍を十分すぎるぐらい見せてると思う。とはいえ、レギュラーシーズン優勝(※上位進出)を目指して、またプレーオフもあるので、期待したいですね」

 伊藤のゴールは12月6日のリーグ戦以来約2か月半ぶりで今季7ゴール目。レギュラーシーズン残り4試合で2桁ゴールも視野に入っている。

「攻撃すべてに絡んでる印象ですけど、ゴールは遠かった。この残り4試合でさらに取ってほしいと思うし、2桁まで、あと3点なのでいってほしいですね。近年フィジカル重視のサッカーの中でも、伊藤選手は変化をつけれるファンタジスタ系じゃないですか。こういう選手が活躍することにすごく価値があると思うしロマンがあるというか。シンプルに見ていて楽しい、ワクワクさせられる選手。ベルギーの中でも特別な存在感を、ここから残りのシーズンで見せてほしいなと思いますね」

 山本と同様に今冬移籍の噂がいくつかあった伊藤。優勝を置き土産に今夏ステップアップとなるのか注目だ。

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太田宏介

太田宏介(おおた・こうすけ)/1987年7月23日生まれ。東京都出身。FC町田―麻布大学附属渕野辺高―横浜FC―清水エスパルス―FC東京―フィテッセ(オランダ)―FC東京―名古屋―パース・グローリー(オーストラリア)―町田。Jリーグ通算348試合11得点、日本代表通算7試合0得点。左足から繰り出す高精度のキックで、攻撃的サイドバックとして活躍した。明るいキャラクターと豊富な経験を生かし、引退後は出身地のJクラブ町田のアンバサダーに就任。全国各地で無償のサッカー教室を開校するなど、現在は事業を通しサッカー界への“恩返し”を行っている。

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