韓国メディアが済州の暴力行為を非難も、「浦和にも非がある」と強硬に主張

「浦和が傲慢な姿勢と高圧的な態度で…」

「済州側もよく分かっている。自分たちが明らかに過ちを犯したことを。だが、悔しい部分もあるのだ。浦和が試合前から傲慢な姿勢と高圧的な態度で臨んできたことはもちろん、競技場では浦和のサポーターが掲げた戦犯旗を防ぐこともできなかったし、逆転した後には嘲りと悪口で済州イレブンを挑発していた」

 同紙が指摘する行為が実際に行われたのか、真偽のほどは定かでないが、浦和側にも非があったと強硬に主張している。

 そして、記事の最後には「結果で負けた上に醜態を晒した済州は何も良いことはしていないが、暴力行為の背景を見れば、過ちを犯した済州と同じくらい、それほど良いわけでもない浦和の言動に対しても見直す必要がある」と改めて主張。済州の問題行動を認める一方、暴力事件の“被害者”となった浦和にも反省を求めており、世界で巻き起こる非難の声に対抗する形となった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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