CL決勝2発のC・ロナウド 「この連覇は別次元」と歓喜も、“来季3連覇”を早くも宣言

先制点と3点目を叩き込み4-1勝利に貢献、大会12ゴールに伸ばし得点王を獲得

 史上初となるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)連覇を果たしたレアル・マドリードのなかで、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは早くも未知なる領域を目指しているようだ。CL決勝で2得点を挙げて4-1の勝利に貢献し、今大会の得点王に輝いたゴールマシンは、試合直後の衛星放送「ビーイン・スポーツ」のインタビューで、「今の目標は次のCLを制覇すること」と、大会3連覇宣言をしている。

「今シーズンは本当に印象に残るエンディングだったね」

 ビッグイヤー獲得後、ロナウドは開口一番にこう語った。リーガとセリエA王者同士の激突で主役となったのは、やはりロナウドだった。前半20分、FWベンゼマがボールを受け、ロナウド、DFカルバハルと展開。カルバハルがグラウンダーで折り返したところにロナウドが走り込みダイレクトで合わせる。クラブ史上CL通算500ゴール目となる一撃で、レアルが1-0と先制に成功した。

 その後ユーベFWマンジュキッチの鮮やかなオーバーヘッドキックで1-1の同点とされたが、レアルは後半16分にMFカゼミーロのミドルで勝ち越し。そしてその3分後にはMFモドリッチが右サイド深い位置で折り返すと、ニアサイドに走りこんだのはロナウド。右足ダイレクトで射抜き、3-1とした。ロナウドはこの日2得点目で今季CL通算12点目とし、バルセロナFWメッシを抜き得点ランク単独トップに立った。

 

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