逸材16歳の「起用も考えています」 浦和監督が言及…能力絶賛「非常にスキルのある選手」

マチェイ・スコルジャ監督「全体的にアウェーでのパフォーマンスを変えたい」
浦和レッズは2月5日のトレーニング後にマチェイ・スコルジャ監督による定例のオンライン会見を実施。2日後に迫った百年構想リーグ開幕のジェフユナイテッド千葉戦に向け、昨季のアウェーゲームで成績が振るわなかったことを踏まえて新キャプテンのMF渡邊凌磨らによるリーダーシップへ期待を話した。
浦和は昨季のリーグ戦を7位で終えたが、ホームゲームは優勝した鹿島アントラーズに次ぐ勝ち点をマークしたものの、アウェーゲームではわずか3勝と苦しんだ。スコルジャ監督も含め強化部門などクラブとしての反省に、チーム内でのリーダーシップやメンタリティーの要素が挙げられ、その改善を期して臨むシーズンになる。
そして今季のキャプテンにスコルジャ監督の信頼が厚い渡邊が任命された。副キャプテンは京都サンガF.C.への期限付き移籍から復帰のDF宮本優太と、前橋育英高校時代に渡邊の1学年下でともにプレーしていたMF金子拓郎が務める。
指揮官は渡邊について「メンタルの側面で100%の力を発揮してほしい」としたうえで、「そもそもこのチーム内でリーダーのうちの1人でしたけれど、このキャプテンという役割を持つことによって、まさにその重要性が増し、本人もさらに自信を持ってプレーしてもらえればと思った」と、その任命の理由を語った。
また、宮本についても「2年前に浦和で初めて仕事をしていたときからミヤ(宮本)を知っています。ですので、今回いい関係を築くのにあまり時間をかけることはありませんでした。そして重要なのは、初日からのミヤとチーム全体の関係だと思います。彼はチームのリーダーとして振る舞うことに躊躇をしていませんでした。そして、それが非常にポジティブな形で出ていましたので、彼のそういう面での重要性を感じました。また、昨年の京都でキャプテンとして戦ったということも考慮しました」と話している。
今季に向けて取り組んでいるプレッシングの改善を継続してトレーニングしていると明かしたスコルジャ監督は「まずは全体的にアウェーでのパフォーマンスを変えたい。ペナルティーエリアまで押し込まれる場面が昨シーズンは多かったと思います。中盤のゾーンでボールを奪う回数を増やしたい」と話した。
注目の若手という点では、16歳にしてユースから昇格したMF和田武士を「非常に興味深い選手だと思います。タイミングを見て彼を起用することも考えています」と早期デビューの可能性を示唆。フィジカル面での課題はあるものの「非常にスキルのある選手で、能力の高い完全な8番、完全なボランチと言えると思います。攻守にわたっていい動きができる選手で、パスのチョイスとタイミングも非常に良く、相手の背後のスペースを使える」と絶賛していた。
1月27日を最後に公開練習を行わず全てを非公開で準備してきたが、指揮官は「このプレシーズンでの練習試合で見られたのは、いい方向に向かっているチームだ」と自信を語った。オリジナル10同士、17年ぶりに対戦する千葉との開幕戦で今季の戦いに期待を持たせる内容のゲームを展開することができるか注目される。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)




















