20歳日本人の欧州移籍秘話「どうしても獲得したい」 18億円超えの“解除条項”は「普段は認めない」

塩貝健人がNECナイメヘンに移籍した際の舞台裏をTDが回想
スーパーサブとしてゴールを量産してきたFW塩貝健人は今冬に1000万ユーロ(約18億3500万円)でオランダ1部NECナイメヘンからドイツ1部ヴォルフスブルクへ移籍を果たした。NECのテクニカルディレクターを務めるカルロス・アールバース氏は塩貝はより大きなクラブに可能性があったと2024年の獲得時の裏話を明かした。オランダメディア「Voetbal International」が報じている。
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塩貝は2024年1月、慶應義塾大1年時に横浜F・マリノスへの加入が内定し、同時に特別指定選手となった。同年4月にはJ1デビューを飾り、すぐに初ゴールも記録した。
さらに同年8月にはNECへの移籍が決定して欧州へ。今季は大半が途中出場のなかでリーグ戦12試合7得点を挙げる活躍を披露。オランダでの1年半の経験を経て、今月20日にヴォルフスブルクへ完全移籍。破竹の勢いでステップアップを遂げている。
ヴォルフスブルクは1000万ユーロの契約解除条項を行使して塩貝を獲得した。アールバース氏は塩貝について、獲得時のことを振り返りながら次のように語っている。
「我々はどうしてもケントを獲得したかった。競争が激しかった。彼はNECよりも大きな20のクラブに移籍する可能性があった。普段は契約解除条項を認めないが、(塩貝に関しては)そうせざるを得なかった。もし条項を入れなければ、彼は他のクラブを選んでいただろう」
塩貝はNECへ加入する当時からすでに多くのクラブが注目していた。そのなかで、契約解除条項があったことでNECが争奪戦を制したようだ。
今回シーズン途中での移籍になったことはNECとしても望んでいない展開だったという。それでも、元々育成補償金のみでの獲得したこともあり、アールバース氏は「結果として獲得時の何倍もの利益を生んでくれた。戦力の維持という点では夏に実現させたいものだったが、この条項を行使したケースのクラブ最高額はマグヌス・マットソンの500万ユーロ(約9億1500万円)。それを考えれば素晴らしい金額だ」と塩貝の移籍はビジネスの観点で成功だと振り返っていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)





















