浦和TD、強化2人体制に「再度必要だと私が感じた」 地元出身33歳…決め手は「人間力」

池西希テクニカル・ダイレクター(TD)が新任、堀之内聖SDが説明した
浦和レッズは1月6日に明治安田J1百年構想リーグ新体制発表記者会見を行った。この約4か月間のリーグについて「チャレンジしながらトップを目指す半年と位置付け」されたなかで、強化体制では池西希テクニカル・ダイレクター(TD)が新任された。
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浦和は2019年末に強化体制が刷新され、フットボール本部としてスポーツ・ダイレクター(SD)とTDを置く体制になった。初代は土田尚史SDと西野努TDの体制だったが、土田SDは2020年末から約半年間の病気療養があり2023年末に退任。療養期間とその後は西野TDが強化責任者となったが、2024年6月に西野TDが退任すると堀之内聖SDの体制になった。
SD、TDと役職を設けながら、どちらか1人しかいない状態が長かったなかで新シーズンに向けてギラヴァンツ北九州の取締役ゼネラルマネージャーを務めていた池西氏がTDに就任することが発表された。浦和の下部組織で育ち、早稲田大学から一般企業への就職を経てV・ファーレン長崎、横浜FC、北九州と3クラブを渡り歩いた。
その就任について堀之内SDは「現時点でもアシスタントSDやチームスカウト、優秀なスタッフと働くなかで、強化スタッフをよりレベルアップさせる点においてTDという職が再度必要だと私が感じたので、今回池西さんにきていただきました」とコメント。「北九州で強化責任者の実績がありますし、編成、スカウティング、リクルーティングの能力は評価しています。一番の理由は彼の人間力です。人を引き付ける力が一番、私が評価していて、来てもらえて嬉しい部分です」と話した。
池西TDは「浦和で生まれ、浦和で育ち、浦和のアカデミーでサッカーをしました。プロサッカー選手としては戻れませんでしたが、いつか身をささげたいと思っていました」と意気込みを話したうえで、現時点では「1月からで始まったばかりですが、移籍ウインドーが始まっている状態なので選手の獲得や見直しが仕事」と、具体的な役割についてコメントした。百年構想リーグの開幕は2月7日だが、登録ウインドーは4月8日までとなっている。
また、今季の柏レイソルから新加入するDF片山瑛一は同学年で早稲田大学の同期。池西TDは獲得に関わっていないとのことだが「素晴らしいパーソナリティーの持ち主です。早稲田大学も一般入試で入ってきました。監督が代わっても必要とされ続けた選手です。戦術理解度が高く監督が求めることを理解できるから長くJ1でプレーできるのだと思いますので、心強く思っています」とコメント。
片山もまた「同じタイミングには縁と巡り合わせに不思議なものがあると思う。『(浦和に)来てくれてありがとう』という言葉はいただいた。チームに僕自身がどう還元できるか意識してくれてコミュニケーションも取ってくれる。ピッチ内外でチームが良い方向に向かうように取り組みたい」と話した。
冒頭に田口誠代表取締役は「浦和レッズにとってACL出場権を懸けた非常に重要な大会になります。そして26-27シーズンに向けた大切な準備期間でもあります。チャレンジしながらトップを目指す半年と位置付けました」と話した。強化責任者や監督の交代が相次いだシーズンが続くなか、腰を据えた強化がなされるのかが問われる。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)





















