繰り上げ出場の聖和学園が3-0で快勝 那覇西を寄せ付けず…エースMF小杉が圧巻1G1A

聖和学園(宮城)が那覇西(沖縄)に完封勝利【写真:近藤俊哉】
聖和学園(宮城)が那覇西(沖縄)に完封勝利【写真:近藤俊哉】

聖和学園が那覇西に勝利

 第104回全国高校サッカー選手権の1回戦が12月29日に各地で行われた。味の素フィールド西が丘では3年ぶり6度目出場場の聖和学園(宮城)と2年連続19度目出場の那覇西(沖縄)が対戦。エースナンバー「14」を背負うMF小杉唯斗が複数ゴールを演出し、聖和が3-0で勝利。徳島市立(徳島)が待つ2回戦へと駒を進めた。

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 聖和学園は宮城県大会の決勝で敗れたが、優勝した仙台育英の出場辞退に伴い、繰り上げで全国の舞台となった。

 序盤から試合の主導権を握った聖和は前半だけで10本以上のシュートを放って那覇西を攻め立てる展開に。DF猪股蓮太郎、DF川上壱也のセンターバックコンビを中心とした堅守も光り、那覇西にチャンスをつくらせなかった。

 後半に入ってさらにギアを上げた聖和は7分、左サイドのCKから試合の均衡を破る。MF小杉のキックからDF遠藤壮琉が頭で合わせてゴールネットを揺らして先制ゴールが決まった。さらに後半22分にはボックス内でこぼれ球を拾った小杉が右足で蹴り込んで追加点。ゴール後にはバク転パフォーマンスも披露して会場を沸かせた。後半アディショナルタイムには再びCKから川上がダメ押しゴールを奪った。

 異色のドリブル軍団として注目を集める聖和。今大会も優れたテクニックを持つ選手が揃うが、先発11人の内4人が身長180センチを超えるなど高さや強さも兼ね備えるチームに。初戦からロングスローやセットプレーも武器であることを示し、過去最高成績のベスト16超えに向けて幸先のいい滑り出しを切った。

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