今季リーガ「最高」「最悪」の新加入選手は? スペイン紙読者アンケートで選出

圧倒的な得票数を集めたFWモラタ、2位を大きく引き離す

 今季のリーガ・エスパニョーラはレアル・マドリードが5シーズンぶり33度目の優勝で幕を閉じた。今季、チームの浮沈を握った新加入選手について、スペイン紙「マルカ」は読者アンケートを実施。「最高」「最悪」の新加入選手をそれぞれリーガ全体の中から選出している。果たして名誉を受け、屈辱にまみれた選手の名は――。

 まずは「最高の新加入選手」だ。MF乾貴士が所属するエイバルの躍進を支えたMFペドロ・レオン(得票率2%)、ACミランで日本代表FW本田圭佑の前に背番号10をつけていたものの、今季からラス・パルマスに加入したガーナ代表MFケビン=プリンス・ボアテング(4%)らが名を連ねるなかで、圧倒的な得票数を集めたのはレアル・マドリードのスペイン代表FWアルバロ・モラタだ。

 モラタは今季、ユベントスから買い戻しオプションで古巣に復帰。「BBCトリオ」(カリム・ベンゼマ、ガレス・ベイル、クリスティアーノ・ロナウド)の存在によって出番が限られるなか、リーガ得点ランキング7位、チーム内2位となる15得点と高い得点力を見せつけた。レアルびいきで知られる同紙のアンケートだけに支持率も圧倒的で、2位のバルセロナDFサムエル・ウムティティの30%を大きく引き離す47%でトップに立った。

 一方で「最悪の選手」の1位はポルトガル代表MFアンドレ・ゴメス(53%)、2位はスペイン代表FWパコ・アルカセル(21%)、3位はフランス代表DFリュカ・ディーニュとバルセロナ勢3人が並んだ。ゴメスはMFアンドレス・イニエスタやMFセルヒオ・ブスケツらが並ぶ中盤に厚みをもたらす存在として期待され、アルカセルは看板3トップのバックアッパー、ディーニュは左SBの二番手として加入も、3人とも結果を残せずスケープゴートにされた印象が強いが、読者投票でも同様の意見が反映された模様だ。

 

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