百年構想リーグの公式試合球がお披露目 大空翼がプリント…製作陣が期待する「色々なドラマ」

新ボール「TSUBASA J-PRO」がお披露目された
Jリーグは12月16日、都内で会見を開き、2月から始まる明治安田Jリーグ百年構想リーグで使用される公式試合球「TSUBASA J-PRO」を発表した。野々村芳和チェアマン、キャプテン翼の作者・高橋陽一氏、株式会社イミオの倉林啓士郎社長の3人が登壇した。
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今回発表された「TSUBASA J-PRO」のコンセプトは「日本から世界へ、架け橋となる一球」。キャプテン翼とのコラボレーションラインとなり、「TSUBASA by SFIFA」を代表するトップモデルとして開発されたボールになる。登壇した3人が中央に置かれた黒幕を持ち上げ、新試合球がお披露目された。
ボールの特徴として、「最高品質のマイクロファイバーPUレザー採用」「12枚均一パネル構造」「サーマルボンディング製法」「独自プリント技術による視認性向上」が挙げられる。キャプテン翼に登場する大空翼の必殺シュートでもある「ドライブシュート」がデザインコンセプト。美しい軌道を描いて進”翼”をモチーフとなり、高橋陽一先生による書き下ろしの大空翼が描かれている。
白色をメインに青色、緑色、オレンジ色、紫色などが散りばめられたレインボーカラーが特徴的。歴代の試合球で見ても、デザインが際立つボールについて倉林社長は「ドライブシュートの軌跡をイメージして、虹をイメージしたデザインとなっています」と説明し、「プリントが本当に難しかったんですが、なんとか形にできたので、出来栄えには満足してます」と出来栄えに胸を張った。
今回の新ボールを製作する上で、実際に日本代表の選手・スタッフからもヒアリングを行ったという。会見では、野々村チェアマン、高橋氏、倉林社長がボールを蹴り、新ボールの魅力を伝えた。
ボールを手がけたイミオ社の倉林社長は「非常にこのボールを中心に色々なドラマが繰り広げられるんじゃないかなと思ってます」と早くも百年構想リーグを心待ちに。高橋氏は「ワールドカップのボールとこのボールどっち買おうかなと思った時は、こっちをぜひ買ってもらえればと思います」と笑いをさそった。
そして、最後に野々村チェアマンが「この百年構想リーグで、やっぱり見る方はボールを中心に追っかけていくということなので、いろんな良いシーンが生まれるとは思うんですけど、そのシーンの真ん中には大体このボールがあると思うので、このボールを中心にいろんな人たちが楽しめるシーズンになるといいなと思っておりますので、どうぞ皆さんよろしくお願いします」とまとめた。
また、売り上げの一部は「NPO法人 love futbol Japan」に寄付され、「日本とアジアのサッカー文化の発展」を手助けしていく。



















