鎌田大地は「数週間離脱する」 監督がハムストリング負傷と明言…軽傷も「精密検査を受けなければ」

クリスタル・パレスの鎌田大地【写真:ロイター】
クリスタル・パレスの鎌田大地【写真:ロイター】

鎌田はマンC戦の後半に負傷交代

 イングランド1部クリスタル・パレスの日本代表MF鎌田大地が、ハムストリングの負傷により数週間離脱することが確定した。マンチェスター・シティ戦(0-3)で負傷交代しており、指揮官オリバー・グラスナー監督が「数週間離脱するだろう」と言及したと、海外メディアは報じている。

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 現地時間12月14日に行われたプレミアリーグ第17節マンチェスター・シティ戦で、鎌田は先発出場を果たしたが、後半22分にMFウィル・ヒューズと交代した。この試合は、クリスタル・パレスにとってチャンピオンズリーグ(CL)圏内復帰を目指すうえでフラストレーションの溜まる結果となった。交代時、日本代表MFはピッチ上で治療を受け、その後、ベンチに加わることなくタッチライン沿いで足を気にしながらさらなる検査へと向かった。

 グラスナー監督は鎌田の最新の負傷について「ハムストリングだ」と認め、「明日、スキャン(精密検査)を受けなければならない。単なる偶発的な出来事だった。彼が膝を過度に伸ばし、ハムストリングが完全にストレッチ、完全伸展してしまった」と負傷の状況を説明した。

 指揮官は続けて「彼に冗談で言ったんだ。『ダイチ、君には筋肉がないから、筋肉の怪我をするはずがない』とね」とコメント。そのうえで、「数週間彼を欠くことになりそうだが、彼は非常に、非常に良い働きをしてくれたと思う」と、離脱は残念ながらも、鎌田のパフォーマンスを評価した。

 同クラブは、多忙な年末年始の試合を控え、負傷者が増加している。グラスナー監督は先月、1月の移籍市場での攻撃陣の補強を求めていたが、今回の鎌田の離脱を受けて、移籍市場が開いた際にクラブが指揮官を支援するよう、プレッシャーが高まるだろう。

 監督は最後に「次の(代わりの)選手が立ち上がるだろう。それが私たちのあるべき姿であり、前進し続ける」と語り、チームの結束力を強調した。新天地で存在感を高めていただけに、鎌田にとっては痛い離脱となる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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