24歳日本人が独移籍後初ゴール 投入2分での一撃も…PK献上に現地「不運に見舞われた」

マインツの川﨑颯太【写真:ロイター】
マインツの川﨑颯太【写真:ロイター】

マインツの川﨑颯太が移籍後初ゴール

 ドイツ1部マインツは現地時間12月11日にUEFAカンファレンスリーグ(ECL)リーグフェーズ第5節でレフ・ポズナンと戦い、1-1で引き分けた。チームメートの負傷による緊急出場となったMF川﨑颯太は移籍後初ゴールを決めたが、ファウルで同点のPK献上する結果に。現地メディアは川崎について「夢のようなスタートの後で不運に見舞われた」と報じた。

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 マインツではMF佐野海舟が先発だった一方で、川﨑はベンチスタートだったが、前半27分にDFシルバン・ビドマーの負傷によって急遽出番が回ってきた。すると、その直後に左サイドからのクロスに右から飛び込み、身体で押し込んでネットを揺らした。加入後9試合目の出場で初ゴールを記録した。

 しかし、川﨑は同37分に自陣エリア内でのファウルでPKを献上。これを決められて同点とされた。試合はその後にスコアが動かず、1-1でドロー決着となった。警告も受けていた川﨑は終盤にベンチへ下がり、およそ60分のプレーとなった。

 ドイツメディア「90PLUS」は川﨑のパフォーマンスについて「夢のようなスタートの後で不運に見舞われた」と報じた。得点については「交代出場の川﨑颯太はすぐに決定的な役割を担った」と評価されるも、その後の同点PK献上で天国と地獄を味わう結果となった。「Sportschau」でも「キャプテンに代わって出場した川﨑はすぐにインパクトを残した」と評されてはいるが、本人にとっては不完全燃焼な一戦となっただろう。

 それでも、11月30日のブンデスリーガ第12節フライブルク戦ではブンデスリーガで初めてスタメン起用されるなど徐々に信頼を掴みつつある。そうしたなかでの、ゴールはさらなる自信につながるはずだ。

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