韓国は最悪シナリオ「うまく避けられた」 格上開催国と同居も…他2か国は「最上の相手」

開催国のメキシコ、南アフリカ、欧州プレーオフ勝者と同組
2026年に開催される北中米ワールドカップの抽選会が現地時間12月5日、アメリカのワシントンで行われた。韓国代表は、開催国のメキシコ、南アフリカ、そして欧州プレーオフ勝者と同組となった。この組み合わせを受け、韓国メディア「スターニュース」が対戦国について言及している
同メディアは、「本戦組分け抽選を前にして、ポット別の『最悪のチーム』は、どうにかうまく避けられたとの評価だ」と伝えている。具体的には、ポット1ではFIFAランキング最上位のスペイン、アルゼンチン、ブラジルを回避すること。ポット3ではノルウェー、ポット4ではイタリアが属する欧州プレーオフA組やガーナなどが難敵として挙げられていたが、「すべて他の組へと向かった」と報じた。
韓国はポット2の抽選で最初に引き当てられ、開催国資格でA組に編成されたメキシコと同組が確定。その後、ポット3からは南アフリカ、ポット4からは欧州プレーオフD組の勝者がそれぞれA組へ加わった。
グループAの対戦相手のうち、メキシコはFIFAランキング15位で韓国(22位)より7ランク上であり、歴代対戦成績は韓国から見て4勝3分8敗と劣勢だ。W杯の舞台では1998年フランス大会と2018年ロシア大会で対戦しており、それぞれ1-3、1-2で敗れている。
一方で、南アフリカはFIFAランキング61位で、「ポット3に属するチームのなかではFIFAランキングが最も低く、最上の相手と挙げられていた」とし、A組になったことは幸運だと評価。W杯では今回が初対決となることも報じている。
欧州プレーオフD組には、韓国よりFIFAランキングが1ランク高いデンマーク(21位)のほか、チェコ(44位)、アイルランド(59位)、北マケドニア(65位)がおり、来年3月のトーナメントで勝ち残った1チームが韓国の相手となる。
なお、韓国は開催国メキシコと同組になったため、「グループリーグ全試合をメキシコのサポパンとメキシコシティで戦うことになった」と、試合開催地について言及している。今大会は48か国が出場し、各組1位と2位、そして3位のうち成績上位8チームの計32チームが決勝トーナメントに進出する。
(FOOTBALL ZONE編集部)


















