“死の組”のサウジ指揮官「どんなことでも可能」 優勝経験2か同居も「我々は勝ち進みたい」

サウジアラビア代表を率いるエルヴェ・ルナール監督【写真:ロイター】
サウジアラビア代表を率いるエルヴェ・ルナール監督【写真:ロイター】

スペイン、ウルグアイ、カーボベルデと同組

 サウジアラビア代表を率いるエルヴェ・ルナール監督が、2026年ワールドカップ(W杯)で同国代表が目標とする「遠くまで行くこと」について言及した。現地紙「Arriyadiyah」が報じている。

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 W杯はアメリカ、カナダ、メキシコの3か国共催で開催され、出場国はこれまでの32か国から48か国に拡大される。日本時間の6日に行われた組み合わせ抽選会で、サウジアラビアは2010年南アフリカW杯王者のスペイン、1930年と1950年のW杯を制したウルグアイ、そして初出場となるカーボベルデと同じグループに入ることが決まった。

 抽選会後、ルナール監督はグループステージについて言及。「我々はFIFAランキングのトップ(スペイン)と対戦する。非常に大きなグループであり、試合は白熱したものになる」とコメント。また、対戦相手について、「(対戦する)チームはすべてFIFAランキングで上位だ。カーボベルデのことはよく知っているし、過去に対戦したこともある」と述べ、簡単な相手はいないとの認識を示した。

 その上で、ルナール監督は「どんなことでも可能だ。我々は勝ち進みたい」と、決勝トーナメント進出を目標に掲げた。さらに、前回大会となった2022年カタールW杯でアルゼンチン代表に勝利する(2-1)という「良いことは成し遂げたが、ノックアウトステージには進めなかった」と、達成できなかった目標についても触れている。

 スペインとの対戦については「2018年にもスペインと対戦した。この対戦の難しさは分かっているし、うまくいくことを願っている」と語っている。ルナール監督は当時モロッコ代表を率いており、カタールW杯の2大会前となる2018年ロシアW杯のグループステージ第2戦でスペインと対戦し、2-2の引き分けに持ち込んだ経緯がある。

 2022年W杯で優勝したアルゼンチンを相手に番狂わせを起こしたように、サウジアラビアは再びルナール監督の下でサプライズを起こし、目標とするノックアウトステージ進出を目指す。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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