韓国代表は「死の組」回避で安堵 W杯抽選結果を母国メディア報道「比較的組みやすい相手」

韓国代表の抽選結果に母国反応【写真:ロイター】
韓国代表の抽選結果に母国反応【写真:ロイター】

メキシコ、南アフリカ、欧州プレーオフ勝者と同組に

 2026年に開催される北中米ワールドカップの抽選会が現地時間12月5日、アメリカのワシントンで行われた。韓国代表は、開催国のメキシコ、南アフリカ、そして欧州プレーオフ勝者と同組となった。この組み合わせを受け、韓国メディア「朝鮮日報」は、強豪国を避けた「比較的組みやすい相手」との見解を示し、抽選結果に安堵の色を見せている。

 現地時間6日(日本時間)にアメリカ・ワシントンD.C.で行われたW杯組み合わせ抽選会の結果、韓国はメキシコ、南アフリカ、欧州プレーオフD組勝者とともにグループAに入った。抽選では、開催3か国とFIFAランキング上位国で構成されるポット1から最初に抽選が行われ、韓国が含まれるポット2の抽選はNBAのレジェンド、シャキール・オニール氏が担当し、最初に韓国の名前が引き当てられたと報じた。

 同メディアは「韓国はポット1でFIFAランキング最上位国を回避し、開催国として比較的組みやすい相手であるメキシコと対戦することで、大きな山を乗り越えたと評価されている」と伝えている。また、ポット3ではFWアーリング・ブラウト・ハーランドを擁するノルウェーなどの強敵を回避できた点も、好材料として挙げた。

 グループAの各国では、FIFAランキング(抽選会時点)でメキシコ(15位)が最も高く、韓国(22位)、南アフリカ(61位)と続く。また、欧州プレーオフD組ではデンマーク(21位)がリードし、チェコ(44位)、アイルランド(59位)、北マケドニア(65位)が続く状況だ。

 欧州プレーオフを勝ち上がってくるチームについても、イタリア(12位)、ウクライナ(28位)、トルコ(25位)といった強豪国に比べれば「比較的弱いチームになるため、組分け抽選は満足できるものと評価されている」と言及している。

 抽選会では、MLBスターのアーロン・ジャッジがポット3の抽選を担当し、南アフリカがグループAに追加された。各グループには少なくとも1つのヨーロッパチームが入るという規定により、残る一枠には欧州プレーオフ勝者が入ることが決まっていた。欧州プレーオフD組では、来年3月にチェコ、アイルランド、デンマーク、北マケドニアがノックアウト方式で競い、勝ち残った1チームがW杯本大会で韓国と対戦することになる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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