監督も「作り笑い」…フランスが「厳しい抽選」 引き当てた「最も対戦したくない相手」

ダークホースのノルウェーを引き当て、因縁の相手でもあるセネガルも同組
2026年北中米共催ワールドカップ(W杯)の組み合わせ抽選会が米ワシントンで現地時間12月5日に行われた。ポット3で最強の存在として注目されたノルウェーが入ったフランスの大手紙「レキップ」は、「厳しい抽選だ!」と報じた。
今大会から48チームに拡大された大会は、4チームずつ12のグループに分かれる。各組の2位以内と3位のうち上位8チームが32チームでの決勝トーナメントに進出する。FIFAランキングをもとにポット分けされた中では、欧州予選でイタリアを破るなど全勝で突破し、世界最高峰のストライカーであるFWアーリング・ハーランドを擁するノルウェーが「最も対戦したくないポット3の相手」として世界中で話題になっていた。
そのノルウェーは、前回準優勝のフランスがポット1から入ったI組での対戦が決まった。さらに、ポット2からはセネガル、ポット4からはイラク、ボリビア、スリナムによって争われる大陸間プレーオフの勝者が入る。
フランスはセネガルと2002年日韓W杯の初戦で対戦し、0-1でまさかの敗戦を喫してグループリーグ敗退に追い込まれただけに因縁の相手。レキップ紙では「あの敗戦は、ただの不運だったのか?」と、再戦に注目している。
そのうえで組み分けについて「ディディエ・デシャン監督の作り笑いは、フランス代表が直面する決して容易ではない試練を浮き彫りにした。ポット3の中でも屈指の強豪ノルウェーが入った。フランスにとっては、難しいグループになりそうだ」とした。
前回準優勝の悔しさからのリベンジを期すフランスにとってはポット3の中では異質の強豪を引き当ててしまった上に、日韓大会の悪夢を思い出させるセネガルも同居という試練が訪れることになった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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