田中碧が所属するリーズは現在18位に沈んでいる

　イングランド・プレミアリーグのリーズは、第13節を終えたリーグ戦で3勝2分8敗の18位と降格圏内に沈んでいる。昨季、チャンピオンシップを優勝に導いたダニエル・ファルケ監督だが、チェルシーとリバプールとの連戦を前に「将来が危ぶまれる」事態になっていると、英紙「ガーディアン」が報じている。

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　日本代表MF田中碧が所属するリーズは、昨季のチャンピオンシップを制してプレミアリーグに昇格した。熱狂的なファンが付いていることでも知られる古豪は期待を集めていたが、現在は4連敗中。直近8試合を見ても1勝1分6敗と苦しんでいる。

　同メディアは「ファルケ監督はリーズの監督として、運命の岐路となる週を迎えている。チェルシーとリバプールとのホーム2試合で負けた場合は、クラブの幹部は解任されることになると考えている」と伝えた。

　チェルシーとリバプールとの連戦で、最低でも1試合で好結果を残せなければ、解任になる可能性が高く、クラブのオーナーである49ersエンタープライズは、「解任する場合は、1月の補強についても意見できる監督の就任を望んでいる」と、チーム刷新も選択肢としているようだ。

　ファルケ監督が補強に失敗したことや技術よりもフィジカルを重視した戦い方を選択しているという批判がある一方、ピッチ内でのパフォーマンスが悪くないにもかかわらず、結果が付いてきていないと監督に同情する声もあるという。

　収容人数拡大に向けたスタジアムの再開発にも動いている49ersエンタープライズは、チームをプレミアリーグに残留させるため、冬の移籍市場でも資金を投入すると見られている。果たして新年もファルケ監督がリーズの指揮を執り続けているだろうか。