神戸が吉田孝行監督の退任を発表 来季から新体制へ…リーグ連覇の立役者「陰ながら応援しています」

J1連覇の立役者、来季から新体制へ
ヴィッセル神戸は11月30日、吉田孝行監督が契約満了に伴い、2025シーズン限りで退任すると正式発表した。2023、2024年とJ1リーグ連覇を達成した指揮官が、今季限りでクラブを離れる。
【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場!
吉田監督は兵庫県出身の48歳。現役時代は横浜フリューゲルスや横浜F・マリノス、大分トリニータなどでプレーし、2008年から2013年までは神戸で活躍。引退後は神戸のスタッフとしてキャリアを重ね、2017年と2019年には監督としてチームを率いた。
その後、V・ファーレン長崎での指導を経て、2022年6月に神戸の監督に再就任。降格圏に沈むチームを立て直すと、翌2023年にはクラブ史上初のJ1優勝を達成。続く2024年にもリーグ連覇を果たした。
2025年は第37節終了時点で18勝10分9敗の成績。J1通算では神戸の監督として170試合に指揮し、84勝39分47敗の戦績を残している。2024年には天皇杯も制し、国内2冠を達成した。
吉田監督は「クラブは離れますが、ヴィッセル神戸が来シーズンも強いチームであることは間違いありません。来シーズン以降のヴィッセル神戸の活躍を陰ながら応援しています」とエールを送った。神戸は来季から新体制で臨むことになる。
吉田監督のコメントは以下のとおり。
「今シーズン限りでヴィッセル神戸の監督を退任することになりました。3度目となる3年半前の就任時は、降格争いの真っただ中という苦しい状況でしたが、選手、スタッフ、パートナー、そしてファン、サポーターみんなの力を結集することで難局を乗り越えることができました。そのことが、翌年からのリーグ連覇に繋がり、結果として強いチームにすることができました。
ひとえに皆さまのご協力あってのことですし、選手、スタッフ、ファン・サポーター、パートナーの皆さまのことを本当に誇りに思います。3年半もの間、私に監督を任せてくれた三木谷浩史会長には、感謝しています。クラブは離れますが、ヴィッセル神戸が来シーズンも強いチームであることは間違いありません。来シーズン以降のヴィッセル神戸の活躍を陰ながら応援しています」
(FOOTBALL ZONE編集部)





















