“久保超え”の史上最高額でヘントがセネガル人FW獲得 ベルギー紙「日本人の記録は過去のもの」

来季逆襲へ早くも前線補強 移籍金4億8000万円は久保の金額を上回る

 日本代表FW久保裕也の所属するヘントは、KASオイペンから23歳のセネガル人FWディアロ・ママドゥ・シラと4年契約を結んだと発表した。早くも来季に向けた補強を進めている。

 ベルギー地元紙「メトロ」によれば、今季13得点を決めたシラの移籍金は385万ユーロ(約4億8000万円)。今冬の移籍市場で久保に投じた350万ユーロ(約4億4000万円)のクラブレコードを更新することになる。記事でも「この日本人(久保)が最も高額な買い物だったが、その記録はすでに過去のものになった」と記された。

 ヘントは今季3位でシーズンを終え、目標だった来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得を逃した。タイトル奪取と欧州最高峰の舞台にたどり着くために、積極的な投資で前線の強化を行っている。

 高額移籍金を費やした久保はスイスのヤングボーイズから加入後、17試合で11得点と優勝プレーオフを戦ったチームを牽引する活躍を見せた。シラも久保と同じように期待に応えることができるのだろうか。久保との新たなコンビ、あるいは前線のポジション争いを活性化する存在として期待がかかる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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