神戸が天皇杯連覇に王手 ルヴァンV広島を2-0で下す…決勝で町田と対戦へ

準決勝で神戸と広島が対戦
第105回天皇杯全日本サッカー選手権は11月16日に準決勝2試合が行われ、ヴィッセル神戸とサンフレッチェ広島が対戦。DF永戸勝也のゴールとMF佐々木大樹のPKで神戸が2-0と勝利を収め、連覇に向けて王手をかけた。
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天皇杯王者の神戸は3回戦のヴァンフォーレ甲府戦(2-1)から3試合連続で延長戦までもつれ込むも、勝負強さを発揮し準決勝に進出。対する広島は快勝を重ね、順調に準決勝へと駒を進めた。
神戸はエースのFW大迫勇也がベンチスタートとなり、広島は主力DF荒木隼人が累積警告で欠場。右WBを主戦場とするDF 中野就斗が3CBの一角に入り、FW中村草太が右WBに配置された。
試合は互いにロングボールを多用しつつ、こぼれ球を拾い両サイドからクロスをゴール前に送る展開が続く。そして24分に神戸が右サイドのコーナーキックのこぼれ球をDF永戸勝也がダイレクトでシュートを放つと、広島DF佐々木翔に当たりながらもゴールネットに突き刺さった。その後は広島が中野のロングスローを含め、セットプレーで神戸ゴールに迫るもネットは揺らせずに1-0と神戸リードで折り返した。
反撃に出たい広島は後半開始からFW加藤陸次樹に代えてMFトルガイ・アルスランを投入した。後半4分、敵陣でボールを奪いショートカウンターを発動。右からのクロスをアルスランが頭で折り返し、最後はFWジャーメイン良がシュートを放つが枠を捉えることができなかった。
対する神戸は後半18分にFW大迫勇也を投入。すると同20分、クロスのこぼれ球を大迫勇がシュートするがミートせず。それでも詰めていたFW武藤嘉紀が広島GK大迫敬介に倒され、一度は流されたがオン・フィールド・レビューの結果、神戸にPKが与えられた。
神戸は大迫勇がキッカーを務めたが、大迫敬がコースを完璧に読みセーブ。しかし大迫敬の足が蹴る前に線を離れていたためやり直しとなった。神戸はキッカーをFW佐々木大樹に変更し、冷静に左へと流し込んだ。
試合はそのまま終了し、連覇を目指す神戸が決勝へと駒を進めた。また準決勝のもう1試合ではFC町田ゼルビアが延長の末にFC東京を下しており、神戸と町田が今月22日に国立競技場で行われる決勝で頂点を争う。
(FOOTBALL ZONE編集部)





















