C・ロナウドが欧州予選で“愚行” 相手へ肘打ちで一発退場…本大会にも影響か「2試合を欠場する」

アイルランド戦で退場処分を受けたクリスティアーノ・ロナウド【写真:ロイター】
アイルランド戦で退場処分を受けたクリスティアーノ・ロナウド【写真:ロイター】

C・ロナウドがアイルランド戦で退場

 ポルトガル代表は現地時間11月13日、2026年ワールドカップ(W杯)欧州予選でアイルランド代表と対戦し、0-2で敗れた。キャプテンのFWクリスティアーノ・ロナウドは相手選手への肘打ちで一発退場処分に。これにより最大3試合の出場停止でW杯本大会の初戦を欠場する可能性が浮上している。

【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場!

 ポルトガルはF組でアイルランド、ハンガリー、アルメニアと同組。3勝1分けで首位に立つなかで3位のアイルランドと激突した。

 前半のうちに2点を失う苦しい展開を強いられたポルトガルは、さらに後半14分に数的不利な状況へと追い込まれる。ロナウドがペナルティーエリア内で競り合ったDFダラ・オシェイへ肘打ちを見舞い、主審はイエローカードを提示。しかし、VARの進言によってオンフィールドレビューが行われた結果、主審は判定をレッドカードへ変更。主将のロナウドは30分を残してピッチを去ることになった。

 海外の複数メディアは、暴力行為による退場でロナウドは3試合の出場停止を受ける可能性を報じている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」は「出場停止は本大会まで持ち越されるため、ポルトガルがF組首位で予選を突破しても、ロナウドはW杯のグループリーグ最初の2試合を欠場することになる」と伝えた。また、米スポーツ専門局「EPSN」も「オシェイを肘で押しのけ、暴力行為で退場処分を受けた」と報じている。

 ロナウドは来年の2月で41歳となり、出場すればW杯史上初の6大会連続出場となる。これが自身最後のW杯であることも明言しているが、今回の退場によってプレーできる機会は限られたものとなってしまうかもしれない。

 試合はアイルランドが2-0で勝利。ポルトガルは勝ち点10で、2位ハンガリーと2ポイント差で最終節のアルメニア戦を迎える。欧州予選は予選12組の各組首位と、各組2位とネーションズリーグのグループ1位成績上位4か国によるプレーオフを勝ち上がった4カ国を合わせた計16か国が本大会出場権を手にする。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング