21歳日本人が「天国から地獄へ」 今季初弾→OG献上…激動の一日が「感情のジェットコースター」

アロウカの福井太智【写真:アフロ】
アロウカの福井太智【写真:アフロ】

アロウカMF福井太智が先制弾もオウンゴールを献上

 ポルトガル1部アロウカは現地時間11月7日にリーグ戦第11節でエストリウと対戦し、3-4で敗れた。先発したアウロカMF福井太智は前半5分に先制点となる今季初ゴールを決めたが、直後にオウンゴールを記録。現地メディアでは「天国から地獄へ転落」と報じられた。

【注目】「ちょっと見てみようかの」久保竜彦も熱視線! WOWOW独占生中継「UEFAチャンピオンズリーグ2025-26」の視聴はこちら

 ダブルボランチの一角として出場した福井は開始5分、相手DFのクリアミスを見逃さず、ペナルティーアークの中から右足でダイレクトシュート。強烈な一撃をゴール左隅に蹴り込んだ。開幕から全試合出場を続けていたなかで今季初ゴールを記録した。

 しかし、そのわずか5分後だった。相手の右サイドからのクロスが福井の伸ばした足に当たり、そのままゴールに吸い込まれた。自身の先制ゴールを帳消しにするオウンゴールとなってしまい、試合は振り出しに。その後、激しい点の取り合いとなり、アロウカは3-4で敗れた。

 ポルトガルメディア「zerozero」は自チームと相手チーム両方の得点に絡む結果となった福田について「最終的に主役となったのは福井。短時間の間に2度もスコアを動かした」「わずか数分で天国から地獄へと転落」と伝えた。さらにその浮き沈みの激しい様子は「感情のジェットコースターのような一日だった」と表現されていた。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング