ドルトムント香川が初告白! チームバス爆破事件の全容言及、心境吐露 「皆さんに伝えたい」

リーグ最終戦で1アシストと活躍の香川、試合翌日にブログを更新

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は、現地時間20日のブンデスリーガ最終節、本拠地ブレーメン戦でフル出場し、芸術的なアシストで4-3勝利に貢献した。チームは3位で来季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)本戦からの出場権を獲得し、1アシストの香川は現地メディア「WAZ」からチーム2位タイの高評価で、「ブレーメンの守備網をズタズタにした」と称賛された。

 試合から一夜明けた21日、香川はブログを更新。「昨日の試合でドルトムントでの今シーズンのリーグ戦の試合が終わりました。昨日は厳しい試合でしたが、勝ちきれて良かったです。27日ドイツカップの決勝があります。それに勝って、しっかりブログでもこの1年について伝えたいと思います」(以下、原文ママ)と、27日のDFBポカール決勝フランクフルト戦後に改めてシーズン総括をしたいと伝えている。

 この日の主題は世間の耳目を集めたチームバス爆破事件についてだった。4月11日の準々決勝、モナコとの本拠地第1戦に臨むなか、会場に向かうチームバスが爆破の標的となりDFマルク・バルトラが右手骨折の重傷を負うなどの被害が発生。これにより試合は延期となり、ドイツ国内外で大きな話題となった。この余波も関係したのか、チームはモナコに敗れたが、この事件は香川にも大きな心のダメージを与えたようだ。

「応援して頂いている皆さんに伝えたい事があります。ブログで伝える事ではないかもしれません。本来であればしっかり自分の声で伝えるべきかもしれません。どのように伝えればいいか悩みました。でも、ただ皆さんに自分の思った事、経験した事をしっかりと伝える場として今回はブログに書かせてください」として、チームバス爆破事件について次のように切り出した。

 

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