日本人FWが肘打ちも「お咎めなし」 警告なしに現地注目…被害選手が笑顔で「気にしてなかった」

NECナイメヘンの塩貝健人【写真:REX/アフロ】
NECナイメヘンの塩貝健人【写真:REX/アフロ】

塩貝健人の肘が相手の顔面に直撃

 オランダ1部NECナイメヘンは現地時間11月2日にエールディヴィジ第11節でユトレヒトと対戦し、0-1で敗れた。途中出場したFW塩貝健人が競り合いのなかで相手選手へ肘打ちをしてしまう一幕があったが、幸運にもお咎めなしに終わった。肘打ちを受けたDFマティッセ・ディッデンのコメントが注目を集めている。

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 NECナイメヘンでは日本代表FW小川航基と同MF佐野航大が先発出場。今季リーグ戦2得点の塩貝はベンチスタートで、1点ビハインドの後半15分から小川に代わって出場した。すると、右サイドに流れてボールをキープしようとした際、マークについたディッデンの顔面に右手で肘打ちを食らわせてしまう一幕があった。危険なプレーだったが、塩貝に警告は出なかった。

 「ESPN」の試合後インタビューでディッデンは「軽い肘打ち」と何事もなかったかのように振り返ったが、レポーターのハンス・クラーイ・ジュニア氏が「軽いアッパーカット」だったと当該シーンの映像を見せると、「(プレー中は)何も感じていなかったけど、こうやって見返すと結構ひどいね」と印象の違いに思わず笑顔をこぼしていた。さらに「不満を言うつもりはないよ。今こうやって見ると実際に受けたよりもひどいものだったと言わざるをえないけど、アドレナリンが出てたんだろうね」と語っていた。

 一連の流れをオランダメディア「VP」は「ユトレヒトのディッデンは日曜日の試合でNECのストライカー、シオガイから強烈な一撃を受けた。23歳のベルギー人DFは試合中は何も気にしていなかったが、試合後に映像を見て衝撃を受けていた」と伝えていた。

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