プレミア監督、日本人に「好きだ」 プレー絶賛…謙虚発言に「そんなことを言う必要はない」

リーズの田中碧【写真:ロイター】
リーズの田中碧【写真:ロイター】

リーズのダニエル・ファルケ監督が田中碧を絶賛「素晴らしいパフォーマンス」

 イングランド1部リーズ・ユナイテッドを率いるダニエル・ファルケ監督が、自身に厳しい要求を課す日本代表MF田中碧の姿勢を絶賛した。英メディア「リーズ・ライブ」が報じた。

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 昨季からリーズに加入した田中は2部優勝に大きく貢献。チームの年間MVPに選ばれた。しかし、プレミアリーグ初挑戦となった今季はここまでリーグ戦7試合出場のうち、スタメンの機会が3試合にとどまっている。

 2-1で4試合ぶりの勝利を収めた10月24日の第9節ウェストハム戦では2か月ぶりに先発起用された田中。試合後に「ベストな出来ではなかった。毎試合改善していく必要がある。でも、これがプレミアリーグ。毎試合高いパフォーマンスをできるわけではない。毎試合、ベストを尽くしていきたい」と語るなど、自身に厳しい要求を課していた。

 チームを率いるファルケ監督はこの田中の発言を受けて、「とても謙虚で、自分に厳しく、常に高いものを要求する選手のことは好きだ。この世界では自分のパフォーマンスが最高の状態でないとき、どんな選手も自分自身を守ろうとし、その後に他の誰かから責められる。だからこそ私はそういう選手のことが好きだが、彼はそんなことを言う必要はない。アオは昨季、我々にとって素晴らしかった。だからこそ、あまり自己批判的になりすぎる必要はないんだ」と語り、田中のプレーに臨む姿勢を称賛していた。

 さらに指揮官は「怪我から戻ってきて初めてのスターティングメンバー入りだったが、彼はとても堅実で本当に、本当に素晴らしいパフォーマンスを見せた」とウェストハム戦での田中の出来を絶賛。そのうえで、「彼にはもっと多くのことが期待できる。自己批判的になりすぎる必要はない。彼がステップアップを望むことは素晴らしいことだ。いくつかの部分で改善が必要なことは確かだが、自分のことを疑う必要はない」と今後に向けてさらなる期待を懸けていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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