J2降格の湘南が声明を発表 19戦勝利なし…クラブが謝罪「運営全体を見つめ直していきます」

湘南が9年ぶりにJ2降格となった【写真:徳原隆元】
湘南が9年ぶりにJ2降格となった【写真:徳原隆元】

クラブが謝罪と再建表明「全身全霊で戦い抜きます」

 湘南ベルマーレは10月26日、J1リーグ第35節アビスパ福岡戦に0-1で敗れ、今季のJ1残留の可能性が消滅。9年ぶりのJ2降格が決定したなか、クラブが声明を発表した。

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 クラブは試合後、公式リリースを通じて「どんな時も変わらぬ情熱で応援し、スタジアムや画面越しから力強い声援を送ってくださった皆さまの想いに応えることができなかったことを、心よりお詫び申し上げます」とサポーターに謝罪した。

 湘南は今季開幕から5試合負けなしと好スタートを切りるも、徐々に勝ち点を落とす試合が増えた。夏の移籍期間でFW福田翔生、DF畑大雅、DF鈴木淳之介の主力3選手が海外へ移籍。ガンバ大阪からDF中野伸哉らを補強したが、実績のある山口智監督でも立て直すことはできず。5月11日に東京ヴェルディに勝利して以来、19戦勝ちなしと泥沼にはまった。

 チーム全体で立て直しを図るなかでの降格決定に、クラブは「湘南ベルマーレというクラブが大切にすべきことに真摯に向き合い、クラブ運営全体を徹底的に見つめ直していきます」と再建への意思を示した。残るシーズンの試合に向けて「最後の笛が鳴る瞬間まで、全身全霊で戦い抜きます」と全力を尽くす姿勢を表明。ファン・サポーターに対しては引き続きの支援を呼びかけた。

 湘南が発表した声明全文は以下のとおり。

「湘南ベルマーレを応援してくださる全ての皆さまへ 日頃より、当クラブに多大なるご声援、ご支援を賜り感謝申し上げます。本日行われました明治安田J1リーグ第35節アビスパ福岡戦の結果を受け、J2リーグへの降格が決定しました。

 どんな時も変わらぬ情熱で応援し、スタジアムや画面越しから力強い声援を送ってくださった皆さまの想いに応えることができなかったことを、心よりお詫び申し上げます。湘南ベルマーレというクラブが大切にすべきことに真摯に向き合い、クラブ運営全体を徹底的に見つめ直していきます。

 今シーズンの残り試合におきましても、最後の笛が鳴る瞬間まで、全身全霊で戦い抜きます。今後とも、変わらぬご声援、ご支援を賜りますよう、重ねてお願い申し上げます。代表取締役社長 坂本紘司 代表取締役副社長 大多和亮介」

(FOOTBALL ZONE編集部)



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