湘南が9年ぶりに降格決定 福岡に敗戦で19戦勝利なし…新潟に次いで2チーム目

湘南のJ2降格が決定した【写真:徳原隆元】
湘南のJ2降格が決定した【写真:徳原隆元】

アウェーで福岡に敗れて、19戦勝ちなしとなった

 湘南ベルマーレは10月26日、J1リーグ第25節でアビスパ福岡とアウェーで対戦し、0-1で敗れた。残り3試合で、17位の横浜F・マリノスと勝ち点差が11となり、残留の可能性が消滅。年間17位だった2016年以来の降格が決まった。

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 この試合、残留の望みをつなぐしかなかった湘南だが、序盤から福岡の猛攻を浴びた。それでもGK真田幸太を中心に守備陣が体を張り、なんとか無失点でしのぎ、反撃のチャンスを待った。試合終盤にはカウンターからFW鈴木章斗がゴールネットを揺らしたが、無情にもオフサイドの判定。逆に後半アディショナルタイムにはPKを決められて、0-1で敗戦。試合後には主将の鈴木らがピッチに倒れ、プロ2年目のFW石井久継も涙を流した。

 湘南は今季開幕は好調なスタートを切った。開幕から3連勝を飾って首位に立つなど、開幕5試合は無敗だった。だが夏の移籍期間で、チームの中核だったFW福田翔生がブレンビー、DF畑大雅がシントトロイデン、そしてDF鈴木淳之介がコペンハーゲンと相次いで移籍。ガンバ大阪からDF中野伸哉らを補強したが、実績のある山口智監督でも立て直すことはできず。5月11日に東京ヴェルディに勝利して以来、19戦勝ちなしと泥沼にはまった。

 2018年からJ1で戦ってきた湘南だが、アルビレックス新潟に次いで無念の降格が決定。来年の半期は昇降格のない特別大会となり、シーズン移行となる2026-2027シーズンからJ1昇格を目指して戦うことになる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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