選手も驚愕の熱気「地響きやばかった」 首位攻防戦での土壇場弾に“画面揺れ”「欧州みたい」

栃木シティでプレーするバスケス・バイロン(写真は町田在籍時)【写真:松尾/アフロスポーツ】
栃木シティでプレーするバスケス・バイロン(写真は町田在籍時)【写真:松尾/アフロスポーツ】

栃木シティはバスケス・バイロンが決勝弾

 J3で2位の栃木シティFCは10月25日に首位ヴァンラーレ八戸との上位直接対決に臨み、1-0で勝利を収めた。MFバスケス・バイロンがMF田中パウロ淳一からのアシストで劇的な決勝ゴールを奪い、スタジアムを熱狂の渦に巻き込んだ。

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 ホームに八戸を迎えての一戦。お互いにゴールが奪えないまま進み、ドロー決着かと思われたなかで、最後の最後に試合が動いた。後半アディショナルタイム5分、左サイドでセカンドボールを拾った田中パウロがライン際からクロスを供給。ファーサイドで待っていたバスケスが左足で合わせると、低い弾道の強烈なシュートがゴールネットへ突き刺さった。荒れたピッチでイレギュラーなバウンドをしたボールに、GKも反応することができなかった。

 大一番での劇的な決勝弾で、決まった瞬間にスタジアムには割れんばかりの大歓声があがった。ゴールを決めたバスケスもユニフォームを脱いで喜びを爆発させた。そして、Jリーグ公式Xでゴール動画が公開されると「歓声で画面が揺れるの最高」「スタジアムの一体感と雰囲気本当に最高」「欧州みたいな熱さ」とスタジアムの熱狂ぶりが大きな反響を呼んでいた。アシストを記録した田中パウロも「ゴールの瞬間に起きた歓声の地響きやばかった」と引用でリアクションをしていた。また動画はすでに133万回再生を超えており、その反響の大きさも話題となっていた。

 首位決戦を制した2位栃木は勝点を「67」に伸ばし、首位八戸との勝ち点差を「2」に縮めた。熾烈な優勝争いの行方から目が離せない展開となっている。

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