南米の名門が「破産に追い込まれる」 2か月給与未払い…支払い期限迫る「数百万ドルの負債」

サン・ロレンソはアルゼンチン5大クラブの1つ
アルゼンチンの名門クラブ、サン・ロレンソが経済危機に直面している。現地メディア「Ole」は、「クラブが8月と9月の給与を滞納し、7月分の給与を受け取った選手はごくわずかだった」と報じている。
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サン・ロレンソは1908年に創設され、ボカ・ジュニアーズ、リーベル・プレート、インデペンディエンテ、ラシン・クラブと共にアルゼンチンの5大クラブの1つ。過去にはアルゼンチン代表DFパブロ・サバレタやメキシコ代表FWギジェルモ・フランコら、数々の代表選手を輩出している。
この深刻な状況下で、選手たちが「状況が改善されるまで練習を中止するという決断を下す可能性」が高まっているという。「選手と経営陣の間に対話はなく、和解や合意に向けたあらゆる試みを困難にしている」と関係の断絶が事態を悪化させている。
コロンビア出身のDFヨハン・ロマーニャは、クラブに対して移籍金未払いの正式通知書を発行。また、FWアレクシス・クエージョとその代理人も同様に通知書を発行したという。
一方で、クラブは10月22日までに、スイスのファンドAISインベストメントに400万ドル以上を支払わなければならない。「期限までに支払いが実行されなければ、正式な請求が提出され、裁判所の判決が出されればクラブは破産に追い込まれる可能性がある」と報じている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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