マンC移籍→直後に長期離脱…1年2か月ぶり代表復帰に監督期待「輝いていた時を取り戻して」

DF清水梨紗が1年2か月ぶりに代表復帰
日本サッカー協会(JFA)は10月15日に、なでしこジャパン(女子日本代表)のメンバー発表会見をオンラインで実施した。ニルス・ニールセン監督は、自身のチームで初招集となった負傷明けのDF清水梨紗について「輝いていた時を取り戻してほしい」と期待を込めた。
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今年2月の活動から史上初の外国人監督として指揮を執っているデンマーク人のニールセン監督は、女子サッカーでは母国の代表チームを率いたことがあるほか、イングランドのマンチェスター・シティの女子チームでテクニカルダイレクターを務めた経験を持つ。清水はまさにその最中の2024年夏に、同リーグのウェストハムからシティへ移籍していた。
しかし、清水はその移籍が決まった直後に行われたパリ五輪で右膝前十字靱帯を断裂する重傷を負い、今季に向けてはリバプールへの期限付き移籍が発表された。そして9月7日のリーグ開幕戦で復帰を果たし、今回なでしこジャパンへも復帰を果たした。
ニールセン監督は清水について「最初に確認したいのは、彼女の居場所が代表チームにあることです。非常に質がある選手なので選ばれて当然で、静かな感じではあるが素晴らしいリーダーシップを持っているので見守りたい。監督として多くは求めないが、チームの一員として怪我の前の輝いていた時を取り戻してほしいと。ある意味では高い期待になるのかもしれませんが、そのようなものがあります」と、コメントした。
長年、なでしこジャパン不動の右サイドとして活躍してきたが、今季のリバプールでは左サイドでのプレーもある。指揮官は「怪我をする前は世界でも有数な右サイドバックだと思っていた。ですので、個人的には右が合うと思うが、日本人選手は多くのポジションをカバーできるのが特徴だろう。右でも左でも高いレベルでプレーできるので、右の方が良いと思うが、左の方が効果的となったら左でやってもらうかもしれない。怪我からの復帰だが、以前の彼女を知っているのでとても楽しみだ」と、起用への構想を明かした。
なでしこジャパンは欧州遠征を行い、10月24日に敵地でイタリア、28日にスペインでノルウェーと対戦する。国内で長くプレーした日テレ・東京ヴェルディベレーザで同僚だったMF長谷川唯らとのコンビ復活も期待される清水が、代表復帰戦のピッチで見せるプレーが注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)




















