日本人への欧州強豪オファー拒否 14億円以上要求…急成長中21歳、半年で市場価値4倍

アロウカは福井太智へのトルコ強豪トラブゾンスポルのオファーを拒否した
ポルトガル1部FCアロウカのMF福井太智が評価を急激に高めている。トルコの強豪トラブゾンスポルへの移籍の噂が浮上しているが、クラブは21歳のMFに800万ユーロ(約14億円)以上の値札を付けて安売りはしない姿勢をとっているようだ。ポルトガルメディア「レコルド」が報じた。
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サガン鳥栖のアカデミーからプロ入りを果たした福井は2022年にドイツの名門バイエルン・ミュンヘンに引き抜かれ、そのセカンドチームでプレー。その後、ポルティモネンセ、アロウカとポルトガルへの期限付き移籍で経験を積み、今年2月にアロウカへ完全移籍した。
アロウカではレギュラーポジションを掴んでおり、昨季はリーグ戦30試合に出場。今季も開幕から8試合連続でスタメン出場を続けている。夏にはトルコの強豪トラブゾンスポルが獲得に動き、その関心は今も継続していると伝えられている。
最新のレポートによれば、アロウカは福井に対する500万ユーロ(約9億円)のオファーを拒否。獲得のために必要なコストは「800万ユーロ(約14億円)以上」だとされる。中盤補強を目論むトラブゾンスポルが福井を追いかけ続けているが、「この願いが実現するのは容易ではない」という。
ドイツの移籍情報サイト「トランスファーマルクト」で5月末に更新された福井の市場価値は200万ユーロ(約3億5000万円)だが、この半年あまりでその価値は4倍にもなっているようだ。急成長中の21歳は冬の移籍市場で注目の存在となりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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