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バイエルンのルンメニゲCEOがメッシ獲得を否定 「バルサは離婚すべきではない」
永久の婚姻関係
ドイツ王者バイエルン・ミュンヘンのカールハインツ・ルンメニゲCEOが今季終了後、バルセロナから移籍の可能性の浮上しているアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ獲得の可能性を否定した。「バルサと至宝は引き離されるべきではない」という持論を独誌「キッカー」で語っている。
ここ数カ月、起用法を巡るルイス・エンリケ監督との確執が話題に上り、メッシの去就問題は大きな話題になっていた。1月の公式戦で5試合7得点と絶好調をキープしているが、「自分が来年どこにいるのか分からない」とメディアに発言するなど、メッシがカンプノウを去る可能性 は高まっている。
絶大な資金力と、貯蓄額を誇るドイツの名門を取り仕切るルンメニゲ氏だが、メッシ獲得に乗り気な様子を見せなかった。それどころか、欧州の覇権を争うライバルにエース慰留を主張した。
「メッシとバルセロナは永久の婚姻関係にある。バイエルンとラームと同じ関係で、離婚すべきではない。私はバルセロナの首脳を良く知っているが、彼らは絶対にメッシを売らない。彼は2億5000万ユーロ(330億円)の違約金が設定されている。メッシはバルサに残らなければいけないんだ」
昨夏にドイツ代表から引退したバイエルンのキャプテン、フィリップ・ラームとバイエルンの絆を持ち出したCEOは、メッシのバルサからの移籍に否定的な見解を示した。
【了】
サッカ ーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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