中国で選手が「重度の下半身麻痺の危険」 競り合い→看板衝突で「頭部と頸部を負傷」

中国で選手が看板激突する事故発生(写真はイメージです)【写真:新華社/アフロ】
中国で選手が看板激突する事故発生(写真はイメージです)【写真:新華社/アフロ】

中国2部の試合で痛ましい事故が起きた

 中国甲級リーグ(2部相当)の広西平果に所属するMFサミュエル・アサモアが相手選手のタックルを受けて、ピッチサイドの看板に激突して負傷交代を余儀なくされるアクシデントが発生した。現地メディアによれば、同選手は頭部と頸部の負傷で重度の下半身麻痺の恐れがあるという。

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 広西平果はリーグ戦の第25節で重慶銅梁龍と対戦し、1-2で敗れた。そのなかで後半4分、アサモアはタッチライン際に背後から押されるような格好のタックルを受け、勢いあまってピッチサイドに設置されていた電子看板に頭部から激突。立ち上がることができず、救急車で病院へ搬送された。

 中国「極目新聞」によれば、アサモアは「頭部と頸部を負傷し、重度の下半身麻痺の危険にさらされている」という。また、アサモアだけでなくDFファン・ウェイも相手選手との接触で負傷しており、同じ試合に2度も救急車がピッチに入る事態に。広西平果を率いる前田浩二監督は試合後の会見で「試合後、誰一人として謝罪に来なかった」と述べて、相手チームの対応に不満を示していた。

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