ミランが緊急補強に動く ターラブとデストロに獲得オファーか!?

またも攻撃陣の補強か!?

 ACミランが、昨年1月に期限付き移籍で活躍したQPRのモロッコ代表MFアデル・ターラブと、ローマのイタリア代表FWマッティア・デストロの緊急補強に動きだしたと、イタリア衛星放送『スカイ・イタリア』が報じている。
 1月に入り、リーグ戦で白星のないミラン。成績不振により、フィリッポ・インザーギ監督は解任危機に立たされている。そうした危機的状況の中、新たにイタリア代表FWステファン・エル・シャーラウィが右足第五中骨折で長期離脱が確定している。
 そこでミランは、ローマで出場機会を減少させているデストロ獲得に動くという。買い取りオプション付きの1年半レンタル契約を提示し、交渉を進めているようだ。デストロもドイツ強豪ヴォルフスブルクから移籍金3000万ユーロ、年俸400万ユーロという絶好のオファーが届いたが、ミラン移籍に心は傾いているという。
 一方、昨年冬の移籍市場でミランに期限付きで加入し、日本代表FW本田圭佑とポジションを争ったターラブの補強もミランは検討中だと言われている。QPRのハリー・レドナップ監督との確執が表面化しているターラブ自身は完全移籍を希望しているが、ミラン側は移籍金の支払いに前向きではなく、再びレンタル移籍となる可能性もあるという。
 エル・シャーラウィは、全治6週間で戻ってくる上に、次々に攻撃的な選手を補強しようとするミラン。本田は、し烈なポジション争いに直面することになりそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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