香川真司が快挙のデンベレを祝福「遅いぐらい」 練習で衝撃…まさかの告白「いつかセレッソで」

ドルトムントでデンベレとチームメートだった
サッカー界で最高の個人賞である「バロンドール」の授賞式が現地時間9月22日に行われ、フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWウスマン・デンベレが初受賞した。昨シーズンのデンベレは、公式戦53試合で35得点14アシストを記録。フランス代表FWキリアン・エムバペがいなくなったチームを、史上初のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝にも導いた。
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このデンベレが若かった頃、同じチームでプレーしていた日本人選手がいる。日本代表の10番として一時代を築いた現セレッソ大阪の香川真司だ。2人は2016-17シーズンにドイツ1部ドルトムントでチームメートだった。香川が2015-16シーズンに付けていた背番号7を引き継いだ当時19歳のデンベレは、32試合で6ゴールを記録した。
28歳で初受賞となったデンベレについて香川は「遅いぐらいでしょ、取るの。でも、バルサに行って苦しんで、彼の涙を見た時にあいつもあいつで、すごい才能を18歳の時から持っていて、20歳でバルセロナに行ってメディアにも叩かれて悔しい思いもしたと思う。きっとあの涙(の理由)はそこにあると思う」と、授賞式で見せた涙についての見解を語った。
ドルトムントだけでなく、マンチェスター・ユナイテッドでもプレーし、世界のトップ・オブ・トップと同じ釜の飯を食ってきた香川は、「ポテンシャルから見たら今まで見てきたなかで、彼ほど練習で衝撃を受けた選手はいない。その選手が苦しんできたことを考えると、本当に『おめでとう』という言葉しかないね。ポテンシャルはとんでもないですよ。左右両足で、あんなトップスピードでドリブルできるやつ、見たことなかった」と祝福した。
ドルトムントでプレーしたのは1年だけだったが、たまに連絡を取っているようで「去年くらいに『いつかセレッソ大阪でプレーする』って連絡が来たから。いつかバロンドーラーを迎えられるように、準備をしたいなと思います」と、かつてのチームメイトとの日本での再会に期待した。
(河合 拓 / Taku Kawai)




















