サウサンプトン監督を解任の可能性浮上、吉田の処遇に影響か 後任候補に日本人指導の指揮官も

今季3試合を残してリーグ10位、来季欧州カップ戦出場権獲得の可能性もなし

 サウサンプトンはクロード・ピュエル監督を1年で解任する可能性が高まっているようだ。定位置を獲得している日本代表DF吉田麻也の扱いに影響が及ぶ可能性もある。英紙「インディペンデント」が報じた。

 ピュエル監督に率いられたサウサンプトンは3試合を残してリーグ10位。来季の欧州カップ戦出場権獲得の可能性はなく、残された目標は上位10チームとなるトップハーフ入りのみ。リーグカップでは決勝に進出したが、マンチェスター・ユナイテッドに2-3で惜敗していた。

 記事によれば、クラブは今月中にもピュエル監督を解任するのではないかと見られている。すでに後任候補の名前も浮上するなど、指揮官交代が濃厚な情勢のようだ。

 フランス人指揮官は1年でサウサンプトンを去る可能性が持ち上がっている。後継者候補となっているのはプレミアリーグ18位で残留争いの渦中にいるハル・シティのマルコ・シウバ監督と、英2部チャンピオンシップで4位に入り、昇格プレーオフを戦うシェフィールド・ウェンズデイのカルロス・カルバリャル監督という2人のポルトガル人監督だという。

 シウバ監督は元日本代表FW田中順也が所属していたスポルティング・リスボンやオリンピアコスの監督を歴任し、昨夏にハル・シティの新監督に就任。1年でのステップアップの可能性が浮上している。また、カルバリャル監督もスポルティングや現役時代にプレーもしたブラガなどの監督を歴任。2009年には元日本代表DF相馬崇人の所属していたマティリモも率いた。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング