神奈川ダービーは川崎に軍配 3-0の完封勝利、DOGSOで退場も…横浜FMゴール裏からはブーイング

川崎が神奈川ダービーを制する【写真:増田美咲】
川崎が神奈川ダービーを制する【写真:増田美咲】

神奈川ダービーはアウェー川崎に軍配

 J1リーグは9月13日に第29節を各地で行い、日産スタジアムでは17位の横浜F・マリノスと8位の川崎フロンターレの神奈川ダービーが行われた。残り10試合、残留を目指す横浜FMはもちろん、優勝争いに加わっていきたい川崎にとっても勝ち点3が欲しい一戦だった。

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 試合は前半4分という早い時間帯に動く。相手陣内でボールを奪った川崎がショートカウンターを仕掛け、最後は直近の公式戦5試合で6ゴールを挙げている川崎のFW伊藤達哉が、エリア内でボールを受けると右サイドから左足で公式戦6試合連続となるゴールを決め、川崎に先制点をもたらした。

 ダービーらしい激しいぶつかり合いも随所に見られた一戦で、川崎はその後も好調の伊藤、FWエリソンのパワーやFWマルシーニョのスピードを生かしてチャンスを作ったが、追加点は挙げられないままハーフタイムに入った。

 川崎も後半の立ち上がりにMF山本悠樹のパスを受けたMF脇坂泰斗がDFの間からゴールを狙うが、前半もビッグセーブを見せていたGK朴一圭に防がれる。横浜FMも後半6分にFW植中朝日がMFジョルディ・クルークスのパスから決定機を迎えたがシュートを枠に飛ばせない。

 それでも川崎は後半自陣でMF喜田拓也からボールを奪い、ロングカウンターを仕掛ける。エリア内でエリソンが放ったシュートは防がれたが、2次攻撃で山本が倒されて横浜FMのDF鈴木冬一は一発退場。川崎にはPKが与えられた。このPKをエリソンが決めると、川崎の選手たちはエリソンの闘牛パフォーマンスでゴールを祝った。

 その後も一人多くなり、2-0とリードした川崎はボールを保持しながら横浜FMを攻めたてた。10分となった後半のATで、川崎は途中出場したMF宮城天がダメ押しのゴール。1点でも返したい横浜FMだったが、このまま試合は終了。アウェーの川崎が3-0で神奈川ダービーを制して、勝ち点を48まで伸ばしている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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