「0.99」→「0.3」…日本代表FWが「苦しんでいる」 英メディア注目の“守備の貢献”

前田大然は今季7試合で1ゴール【写真:ロイター】
前田大然は今季7試合で1ゴール【写真:ロイター】

ルティック前田大然の攻撃と守備の数値、英公共放送「BBC」が注目した

 スコットランド1部セルティックに所属する日本代表FW前田大然は、2024-25シーズンに大活躍を見せ、スコティッシュ・プレミアシップのMVPや得点王に輝いた。プレミアリーグのクラブからの関心も報じられるなか、英公共放送「BBC」は前田の数値が著しく低下していることを報じている。

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 2024-25シーズンの前田は公式戦51試合に出場して33ゴール12アシストを記録して、セルティックのリーグ4連覇の中心となった。その活躍が記憶に新しいなか、迎えた2025-26シーズンだが、前田はここまで公式戦7試合で1ゴール2アシストという数字にとどまっている。

「BBC」も新シーズンに前田がどれだけ引き続き活躍できるかに注視していたようで、「昨季は彼のキャリアのなかでも、最も生産性の高いシーズンだった。維持するには高いハードルがあったが、日本人FWは将来にまつわる憶測が飛びかうなか、今季序盤はそのレベルに到達することに苦しんでいる」とし、90分平均での複数のデータを提示した。

 開幕4試合が過ぎてリーグ戦でまだゼロとなっている得点数に加え、シュート数も2.01から1.19へ、枠内シュート数も0.99から0.3へと大きく低下したと指摘。また大きなチャンスでのミスが0.6で同じだったとし、大きなチャンスでの得点も0.53から0に減り、相手エリア内でのボールタッチ数も6.58から5.66に減少しているという。ただし、「ストライカーとしては0-0で引き分けたレンジャーズ戦の1試合しか先発出場していない」と、攻撃面での数字が下がっている理由を伝えている。

 そして、FWアダム・イダが移籍市場の最終日にスウォンジー・シティへ移籍したことで、FWケレチ・イヘアナチョとともに再びストライカーとして期待される可能性に触れつつ「新たな血が最前線に入ることで、前田が最高の状態を取り戻す助けになるかもしれない」とした。

 一方、平均して今季は「3.87」のデュエルに勝利し、昨季の「3.66」の数字を上回っていること、またクリアーが「2.57」から「4.17」へ急激にアップしていることも伝えており、守備面での貢献度が高まっていることを付け加えている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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