W杯開催地でサバイバル「悔しかった」 米国戦は2人のリベンジ…大幅入れ替えでチャンスか

日本代表の町野修斗【写真:FOOTBALL ZONE編集部】
日本代表の町野修斗【写真:FOOTBALL ZONE編集部】

町野修斗と小川航基のストライカーコンビが抱える思い

 森保一監督率いる日本代表(FIFAランク17位)は9月9日(日本時間10日)、アメリカ・オハイオ州コロンバスで同国代表(同15位)と対戦する。森保監督は「大幅に変更するということは考えていきたい。チーム全体の底上げになると思っていますので、できる限り多くの選手に明日の試合ピッチに立ってもらいたい」と中2日で迎えるメキシコ戦からのメンバー変更を明言。FW町野修斗とFW小川航基のストライカーコンビはエースFW上田綺世に続く活躍が期待される。

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 2022年9月23日、ドイツ・デュッセルドルフ。日本代表がアメリカ代表を2-0で下した一戦で町野は“デビュー”した。2か月前に行われていた国内組で臨むE-1選手権で3試合に出場し計3得点。海外組も含めた“フル代表”のデビュー戦がアメリカ戦だった。

「悔しい思いをしたのは覚えていますし、チームは勝ったんですけど、1人だけ何もできなかったというのは覚えています」

 そこからドイツへ渡り、キール、今季からのボルシアMGで力強さを鍛え抜いた。だからこそ、アメリカには「多分前回出ていた選手、先発も僕覚えている。『こいつ変わったな』と思われるようなプレーはしたい」と、“リベンジ”の思いが強い。

 一方の小川は国際Aマッチ9試合9ゴール。その決定力の高さは森保ジャパンでもトップクラスだ。ただ、これまでの相手はアジアだった。W杯切符を勝ち取るためには、メンバーを入れ替えた一戦で結果を残すかが大事になる。

「メキシコ戦出番がなかったっていうのはめちゃくちゃ悔しかった。俺が入ってたらっていうところも選手としてもちろんありましたけど、口で言っても説得力ないんでこのアメリカ戦で、やっぱ得点欲しい時には小川だっていう印象、そういったアピールを明日の試合で見せられればなと思います」

 小川にとってもこの一戦は“リベンジ”。またこの場所にもどってくるため――。W杯開催地でゴールを決め切る。

(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)



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